うりログ

日記歴20年アラサーOL、ついにブログを始める。

芸術的な友人に学ぶ、覚悟の決め方

アイコン変えました、うりです。

友人Yちゃんに描いてもらった似顔絵。

 

最近よく考えるのが覚悟を決めるということ。幸せなことに、社会が豊かになり、価値観の多様性が認められ、女性の社会進出も増え、私たちの人生の選択肢はどんどん増えてきている。その分、自分で決めることも増え、進学、就職、結婚等、悩みはつきない。決断する、覚悟を決めるってどういうことなんだろう。

 

そんなことを考えている時、友人Yちゃんに会い、ヒントをもらった気がした。Yちゃんはとってもユニークな存在。知り合ったのは10年前、お互い大学生で、彼女は上半分黒髪、下半分茶髪のぱっつんボブヘアーという独特な髪型で登場。パンばかり食べていた記憶がある。

先日再会した時も猛暑の中、新宿まで1時間歩いてやって来て「時間があったから」と涼しい顔。彼女を一言で言うなれば、"芸術家"。絵画や音楽の才能があるだけではなく、彼女の生き方そのものが芸術的なのだ。ケーキを選ぶ時は王道のチョコやチーズではなくキャロットケーキ。靴はビビッドな蛍光ミドリ。大都会ニューヨークでは地下鉄に乗らずひたすら歩く。

 

彼女が普段から芸術的に見えるのは、外見が理由ではなく、彼女が彼女らしく生きているからだと思う。「自分らしく生きる」を体現している彼女を見て、自分らしさとは無意識の選択の集合なのかなと感じた。自分が気付かない内に、その人の自分らしさは滲み出ている。朝起きて、着る洋服を選び、電車のどの車両に乗るか選び、ランチは何を食べるか選び…こういった日常の小さな選択に、自分らしさが散りばめられている。Yちゃんの場合も、日常の小さな選択の積み重ねが、彼女を彼女らしくさせ、芸術家らしさが増しているのである。彼女の選択はとてもユニークに見えるので、改めて気付かされたのだと思う。

 

さて覚悟を決めるとは、に戻ると、それは自分らしい選択の延長にあるように感じる。覚悟を決めるには、ほんのちょっとの勇気が必要だと思う。その勇気を生み出すための判断材料が自分らしさではないだろうか。例えば新しいことへの挑戦に迷った時、自分が何に関心を持ち、どんな行動に時間を費やし、何を優先して生きているのか(家族、お金、趣味等)、無意識の選択も含め自分を見つめ直すと、その挑戦の必要性が見えてくる気がする。うまくいくかは分からないが、自分らしい選択だと思える確信を持つこと。そこから覚悟への勇気が湧いてくると思う。覚悟が決まらない時は、自分研究をやり切れていないのかもしれない。

 

Yちゃんが覚悟を持って生きているかは分からないけど、彼女は何事も決断が早いなと感じる。それはきっと自分のことをよく分かっていて、普段から自分らしさ全開で生きているからだと想像する。

今日という一日はどんな自分らしさが散りばめられているかな。

 

では今回はこのへんで。(Yちゃん、似顔絵ありがとう)